農家|uramichi FARM|伊知地 淳さん
https://www.uramichi.net/uramichi-farm/
自分の経験から、美味しい野菜を届ける大切さを実感
自分も保育園に通ってたけど、当時の給食のタマネギが本当に苦手で、泣きながら居残りして食べさせられた記憶がある。だからこそ、子どもたちには「野菜って美味しいものなんだ」って思ってほしい。そんな思いで、新鮮で美味しい野菜を届けることにやりがいを感じてる。
今、自分が作ってるタマネギは評判も良くて、自分で食べても本当に美味しい。もし子どもの頃にこういう野菜に出会えてたら、苦しい思いをしなくても済んだんじゃないかなと思う。だからこそ、少しでも多くの子どもたちに美味しい野菜を届けたい。
できるだけ自然に近い形で、安全な野菜を作る
今の食べ物って、添加物がたくさん入っていて、アレルギーの子どもも増えてる。自分もアトピーや小児喘息で苦しんだ経験があるからこそ、なるべく除草剤や農薬、化学肥料を使わない形で野菜を作りたいと思ってる。
そして、ただ安全なだけじゃなくて、いろんな種類の野菜があることも知ってもらいたい。だから、黄色いカブを育てたり、ちょっと珍しい品種にも挑戦してる。保育園でも、「こんなの食べられるんだ!」ってびっくりされることがあって、黒キャベツ(カーボロネロ)も注文してもらったりしてる。
食べることは、生きる喜びにつながる
人間は食べなきゃ生きていけない。でも、それをただの「義務」としてじゃなくて、豊かで楽しいものにしたい。食べることが「幸せ」や「喜び」につながるような、そんなお手伝いができたら嬉しいなと思ってる。
子どもたちが「美味しい!」って感じながら食べられる野菜を作っていくことが、自分にとってのやりがいになってるんだよね。